6月22日
地鎮祭の際に神主さんから頂いた「鎮め物」。
今日は、その鎮め物を基礎の下になる部分に埋めました。
地鎮祭は、この土地の神様にご挨拶し、
ここで家を建てることの許しを請う儀式です。
その際、神主さんから頂くのが「お札 フダ」と「鎮め物」。
このたびの鎮め物、中身は確認していませんが
神社によっては石やガラスの玉、氏神様の境内の砂などが入っているようです。
神社さんによっては「お札」も「鎮め物」もない場合もありますが
やはりいただけると安心するものです。
工事の安全とお施主様ご家族のご多幸を祈りながら埋納しました。
「鎮め物」
昔は鎮め物として人形(ヒトガタ)や 鏡・剣・矛などを埋めたといいます。
人柱(ヒトバシラ)という言葉を聞かれたこともあると思いますが、
ヒトガタはその人柱が形式化したものです。
以外に思われるかもしれませんが、建築工事はそれだけ難の多い工事とされています。
また、武具や鏡・玉は御神宝(神様の宝物、調度品)とされており
砂や小石などは、神霊の宿るものとされています。
6月13日
きょうから地盤改良をおこないます。
当然ながら住宅は基礎の上に建っていますが、その基礎を支えているのは地盤。
事前の地盤調査の結果に基づいた改良をおこなうことで、安心して住める家をつくります。
今回は「柱状改良」という方法でおこないます。
地面の赤い印の部分に杭を施します。
地盤の強度だけでなく建物の基礎のかたちによって、杭の大きさや本数・配置が決まります。
そして三日後。
安定した地盤まで到達したことを確認し、完了しました。
[柱状改良]
セメントミルクを土に添加しながら撹拌することで、地中にコンクリートの柱を作ります。
この柱の先端は、硬い地盤に到達していなければ意味がありません。