「眺めの家」 設計/宇佐美 淳 宇佐美建築設計室
本日、設計者の宇佐美先生はじめ、電気・水道・建具の各職方さんにも来ていただいて
一年点検実施。
まずは外観のきれいな様子に、ひと安心。
お施主様とぐるり一周したところで、
杉板の外壁に10センチほどの割れを発見!
こちらはすぐに修繕。
室内の天井と床は、この一年で色とツヤがでて さらにいい雰囲気。
壁の珪藻土もきれいなままです。
電気屋さん・水道屋さん・建具屋さんは各々自分の持ち場を確認。
電気は異常なし。
水道は外部の水栓に若干の緩みがみられたとのことで、すぐに調整。
木製建具はどうしても季節の影響を受けがち。
生活上不便が生じていたので、こちらもその場で調整してもらいました。
キッチンの周りはどうしても水や油の染みができやすい場所。
撥水性をとるか雰囲気をとるか…
悩ましいところです。
二年目になるこの春には、ご主人みずから外壁に自然塗料の重ね塗りをしてくださるとの事。
これも家を永く美しく保つためには とても大切なことです。
ご家族の生活の場である家。
主張しすぎない素直な室内は、さりげなく活けられた色とりどりの花がとても映えていました。
「灰色の家 中庭のある家」
設計:原浩二建築設計事務所 原 浩二先生
このたびエネルギア住宅作品コンテストにおいて
「優秀賞」を受賞いたしましたので ご報告いたします。
先日のしまね建築・住宅コンクール「奨励賞」につづいての受賞となりました。
嬉しいかぎりです。
こちらの表彰式は来月、広島でおこなわれるとのことでした。
建築家の設計というと、外観や間取りなどデザイン重視と思われがちですが
けっしてそれだけではありません
この「灰色の家 中庭のある家」も
トップランナー基準や断熱等性能等級4等を満たす、いわゆる省エネ住宅です。
ちなみに今回のコンテストの審査項目は
「省エネルギー性」「安全性」「快適性」「設計自由度」「環境への配慮・調和」これらの実現と
「施主のライフスタイルニーズに適合したオリジナル作品であること」だったようです。