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2017年8月31日 (木)

カクシン

貴族の邸宅をイメージしたというのに、
気取りなく落ち着いた雰囲気の廊下。

その廊下に面した扉を開け、顔を上げると
通路の先にはまた扉。

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奥へ奥へといざなわれると、そこはクラシカルで気品あるパウダールーム。

当然ながら 綿埃とはまったく無縁のガラリ

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拭きあげられた水栓金具

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そしてもっとも驚いたのは、このさりげない刻印

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なぜか見つけた時の嬉しかったこと…

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上質の空間というのは、性能や機能だけで果たせるものではないことに
あらためて気づかされました。
結局のところは 「人」なのだと…。

そこにスタッフがいて 私に深々と頭を下げたわけでもありませんし、
清掃している姿を見かけたわけでもありません。

でもこの空間にいるだけで
自分が丁寧に扱われていると感じられるから不思議です。

ザ・リッツ・カールトン。
その素晴らしい心配りでのおもてなしは、
ココロの隅々までゆきわたりました。

そして
自分の至らなさを あらためて思い知ることになるのでした。。。