日本酒会の ボジョレー・ヌーヴォーともいわれ
近年 人気をあつめている「立春朝搾り」。
立春の早朝に絞られた、春一番のお酒です。
本来ならそこまで搾りたてのお酒は、
蔵元さんのところでないと 味わうことができません。
でもこの立春朝搾りに限っては、
酒屋さんや問屋さんが 早朝から蔵元で 瓶詰めやラベル貼りを手伝い、
一年の無病息災のお祓いを受けて その日のうちに出荷されます。
お酒は、洗米、蒸米、製麹、仕込み、上槽、おりひき、ろ過…と複雑な過程をたどります。
その日の温度や湿度にも左右される、繊細で手間のかかるものですが、
この「立春朝搾り」に限っては、搾る日を「立春の朝」と決めているので
ある意味 大吟醸よりも神経をつかうことから
杜氏泣かせのお酒ともいわれているようです。
さてそんな縁起物の「立春朝搾り」、
あたらしいお家で初めての立春を迎えられたお客様と、
厄年にあたる職員にお配りしました。
佳き春が訪れますように
永年お世話になった本社社屋。
このたび前面道路の拡張工事に伴い解体されることに。
いよいよ来週はお引っ越しをせねばなりません。
けっして急な話ではないのですが、それぞれに思い出のある社屋です。
思い出話をしだしたら、きりのないことでしょう。
ただおりしも年度末ということもあり、どこの現場も追い込みの真っ最中。
ゆっくり思い出に浸れる余裕などありません。
それでもみんなが揃うのは今しかない‼と、
朝礼のあと急遽「じゃ、いまから記念撮影」。
東北復興チーム、香川高速道路チームは 残念ながら不参加ですが
本日の「チームヒロシ」で「はいチーズ」。